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「子どもが生まれたら、生活ががらっと変わる」——そう聞いていたはずなのに、実際にその渦中に入ると、想像をはるかに超えた慌ただしさと戸惑いの毎日でした。
娘が生まれてもうすぐ2年。正直最初はわからないことだらけで、妻に八つ当たりしてしまったり、仕事のペースを落とすことへの焦りを感じたりとうまくいかないことの連続でした。
この記事では、2年間の育児を通じて私が経験したこと、失敗したこと、そして気づいたことをパパ目線で正直にまとめました。「これから育児が始まる」という方や、「育児中でなんとなくしんどい」と感じているパパ・ママのちょっとした参考になれば嬉しいです。
最初の試練|「なんで飲んでくれないの」哺乳瓶拒否に気づかなかった話
妻の意向で娘は完全母乳で育てていました。ただ、時々は妻の息抜きの時間も必要ということで、搾乳して冷凍保存したものを私が哺乳瓶であげるという方法で、パパも授乳に関われる形を取っていました。
ところが、生後半年ごろから娘が哺乳瓶を嫌がるようになったんです。
最初は「今日は機嫌が悪いのかな」くらいにしか思っていませんでした。でも、なかなか飲んでくれない日が続いて、私も妻も「なんで飲まないんだろう」とイライラしてしまうことが増えていきました。時間をかけてあげようとしても飲まず、せっかく搾乳したミルクを捨てることになるのがもったいなくて、さらにイライラが募る……という悪循環でした。
あとで知ったのですがこれは「哺乳瓶拒否」と呼ばれるもので、月齢が上がるにつれて母乳と哺乳瓶の感触の違いを嫌がる赤ちゃんは少なくないそうです。乳首の素材を変えてみたり授乳のタイミングをずらしてみたりと対処法もあるようで、知っていれば早めに試せたのに、と今も少し後悔しています。
「飲まない=機嫌が悪い」とだけ捉えてしまったのが反省点です。赤ちゃんの様子に「なんか変だな」と感じたら、まずインターネットで調べてみることをおすすめします。イライラする前に「なぜ?」を考えることが、赤ちゃんにとっても親にとっても大切だとこの経験から学びました。
営業マンパパの仕事と育児の両立、ぶっちゃけ話
私は営業職で、もともと時間が不規則な働き方をしていました。育児が始まってからは娘をお風呂に入れたり、妻がやりきれなかった家事をこなしたりするために、なるべく早く帰るようにしています。
とはいえ、早帰りを続けるためには仕事をある程度セーブする必要があって、正直それが今でも葛藤の種になっています。「もっと仕事に打ち込みたい」という気持ちと、「家に帰って家族のために動かなければ」という使命感のはざまで、なかなかバランスが取れずに悩む時期もありました。
職場の理解を借りながら少しずつ工夫はできているものの、「これで正解なのか」という答えは今も出ていません。育児と仕事を完璧にこなしているパパはたぶんいないし、みんな何かしら折り合いをつけながらやっているんだと思います。
「どちらかを犠牲にする」という考え方をやめて、「今の自分にできる最善を探す」という視点に切り替えてから、少し気持ちが楽になりました。完璧を目指すより、家族に「ありがとう」と言ってもらえる時間を大切にする——今はそういう軸で動いています。
2人目の妊娠で変わった、土日の過ごし方
現在、妻は2人目を妊娠中でもうすぐ出産予定です。妊娠が判明してからは妻の体への負担を減らすために、土日の娘の世話は私がメインで担当するようになりました。
公園に連れて行ったり、昼ごはんを一緒に食べたり、お昼寝の寝かしつけをしたり。最初は「こんなに体力を使うものなのか」と驚きましたが、慣れてくると娘と2人きりで過ごす時間が楽しくなってきました。
平日はなかなか一緒にいられない分、土日は娘の「今日あったこと」をゆっくり聞けるようになりました。2歳になると言葉も増えてきて、たどたどしいながらも「パパ、パパ」と話しかけてくれる瞬間がたまらなく可愛いんです。
もうすぐ2人育児が始まると思うと不安もありますが、この1年で娘とのペースがつかめてきた分、少しだけ自信がついてきた気がしています。
2年間で一番大切だと気づいたこと|夫婦でちゃんと話すこと
産後の妻のメンタル変化に気づけなかった
育児をしてきた中で、一番大切だと感じているのは「夫婦でちゃんと話し合うこと」です。これは後から気づいたことで、最初はその大切さがまったくわかっていませんでした。
産後、妻のメンタルが不安定になる時期がありました。でも当時の私には、それが「産後の心身の変化によるもの」だという認識が薄く、なぜか急にイライラされることに戸惑うばかりでした。「何か悪いことをしたかな」と自分を責めたり、「なぜそんなに怒るんだろう」と距離を置いてしまったり。今思えば、もっと早く気づいて寄り添えばよかったと反省しています。
短い時間でも「腹を割って話す」ことが解決の糸口
試行錯誤の末に行き着いたのが、「定期的に夫婦でちゃんと話す時間を作る」ことでした。
子育て中は2人きりでゆっくり話す時間を作るのが難しいですが、子どもが寝た後の10〜15分でも、「最近どう?」「これがしんどくて」と話せる時間を意識的に持つようにしました。解決策がすぐに見つからなくても、「ちゃんと話を聞いてもらえた」という感覚が、お互いの気持ちを楽にしてくれると感じています。
私が仕事のバランスに悩んでいたときも、妻に正直に話したことで「じゃあこの日は私が夕食を早めに済ませておくから、その分は遅くなっても大丈夫だよ」という提案をもらえたりして、2人で解決策を考えられるようになりました。
夫婦の話し合いは「問題が起きてから」ではなく、「問題が起きる前から」習慣にしておくのがポイントだと思います。育児という大仕事を乗り越えていくためのチームづくり、とでも言えばいいでしょうか。それが2年間で私が一番実感したことです。
これからパパになる方へ伝えたいこと
最初は不安でいっぱいで当然です。生活リズムが大きく変わって、パートナーへの不満が生まれることも、自然なことだと思います。
それでも、その不満を溜め込まずに、短くてもいいから話し合う時間を持つことをおすすめします。「2人で育てている」という意識が持てると、育児が少しラクに、そして楽しくなると感じています。
育児に正解はないし、失敗や後悔もたくさんあります。それでも、子どもと一緒に自分も成長していけばいい——そう思えるようになってから、育児が少し好きになれた気がしています。焦らず、完璧を目指さず、一歩ずつ。それが私なりの育児スタイルです。
まとめ
- 赤ちゃんの「なんか変?」には「なぜ?」で向き合おう(哺乳瓶拒否もそのひとつ)
- 仕事と育児の両立は「完璧を目指さず、今できる最善を」
- 夫婦で定期的に話し合う時間を持つことが、育児を乗り越える一番の土台になる
2年間育ててきて、まだまだ未熟なパパですが、これからも試行錯誤しながら子どもたちと向き合っていきたいと思います。同じように頑張っているパパ・ママのお役に少しでも立てれば嬉しいです。


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