- 育休給付金が実際に振り込まれるまでのリアルなタイムライン
- 1人目のとき「復帰後に入金された」体験談
- 2人目の今、開始1ヶ月半で振込ゼロという現在進行形の記録
- 会社の手続きはどこまでお任せできるか(提出したもの一覧)
- 振込までの期間に備えて事前にやっておくべきこと
育休を取ると決めたとき、一番気になるのはやっぱりお金のことだと思います。
先に結論を言うと、いま私は2人目の育休の真っ最中ですが、開始から1ヶ月半経った現在、給付金はまだ1円も振り込まれていません。そしてこれは異常ではなく、制度上「そういうもの」なのです。
この記事では、2回の育休で経験した給付金のリアルな入金タイミングと、そのために事前にやっておくべき備えをまとめます。
※本記事は2026年7月時点の体験談・一般的な制度情報です。給付率や要件は改正されることがあり、会社によって手続きも異なるため、正確な情報は勤務先の総務・人事やハローワークで必ず確認してください。
給付金は「後払い」。しかもかなり遅れてやってくる
育児休業給付金は、会社の給与とはまったく別のお金です。支払い元はハローワーク(雇用保険)で、原則2ヶ月分をまとめて後払いという仕組みになっています。
さらに初回は申請処理のタイムラグがあるため、育休開始から初回振込まで2〜3ヶ月かかるのが普通です。この「後払い&遅い」という事実を知らないまま育休に入ると、想像以上に精神的にきついと思います。
1人目:振り込まれる前に育休が終わっていた
1人目のとき、私の育休は1ヶ月半でした。給付金の入金がいつだったか正直記憶が曖昧なのですが、おそらく復帰した後に振り込まれたはずです。つまり育休期間中の家計は、完全に貯蓄と妻とのやりくりで回していたことになります。
2人目:開始1ヶ月半、振込はまだゼロ(現在進行形)
そして2人目の今回。6月に育休を開始して、この記事を書いている7月中旬時点で、給付予定は8月以降とのこと。やはり「開始から2〜3ヶ月」は本当でした。

2回目なので「来ないのが普通」と分かっていて動じませんが、1回目にこれを知らなかったら「あれ、何か手続きミスった?」と不安になっていたと思います。
金額の目安:手取りベースでは「思ったより減らない」
具体的な金額は人によって違うので、ここでは制度の考え方だけ整理します。
- 給付率は育休開始から180日までは賃金の67%、それ以降は50%とされています
- 給付金は非課税(所得税がかからない)
- 育休中は社会保険料(健康保険・厚生年金)が免除される
- この非課税+免除の効果で、手取りベースでは「額面の67%」より目減り感が小さいと一般に言われています
また、最近は一定の要件を満たすと給付率が上乗せされる新しい制度(出生後休業支援給付金)も始まっています。自分がどの制度の対象になるかは、勤務先の総務やハローワークで確認するのが確実です。
注意:住民税は待ってくれない
一方で見落としがちなのが住民税です。住民税は前年の所得に対して課税されるため、育休中で収入が減っていても請求は来ます。「給付金は遅れて来るのに、住民税は普通に来る」——これが育休中の家計のリアルです。

給付金は来ないのに、住民税の納付書はきっちり来る。ちょっと理不尽な気分になりますが、知ってさえいれば慌てずに済みます。
会社の手続きは、ほぼ「お任せ」でよかった
「申請手続きが大変そう」と思っている方に朗報です。私の場合、給付金の申請手続きは基本的にすべて会社の総務がやってくれました。
私自身が提出したのは、この3点だけです。
- 育児休業給付の申請に関する同意書
- 通帳のコピー(振込先口座の確認用)
- 母子手帳のコピー(出生の証明用)
厚労省の「育児休業等給付の内容と支給申請手続き」という資料ももらいましたが、正直、分量が多くてほぼ目を通していません(笑)。会社員なら、制度の細部を全部理解しなくても総務に任せれば回る——というのが実感です。ただし会社によって運用が違うので、育休前の面談で「自分は何をすればいいか」だけ確認しておきましょう。
事前にやっておくべきこと:ひとつだけ挙げるなら
「初回振込までの2〜3ヶ月を無収入でも耐えられる貯蓄」を用意しておくこと。これに尽きます。
我が家は生活費の数ヶ月分を「生活防衛資金」として確保していたので、振込ゼロの今も慌てずに過ごせています。逆に言うと、この備えがないまま育休に入ると、給付金の遅さは想像以上のストレスになるはずです。
育休期間の決め方については、こちらの記事で詳しく書いています。

よくある質問
育休給付金の初回振込はいつですか?
原則2ヶ月分まとめての後払いで、初回は育休開始から2〜3ヶ月後になるのが一般的です。私の場合、6月に育休を開始して給付予定は8月以降でした。1〜2ヶ月で振り込まれると思っていると資金計画が狂うので、「3ヶ月来ない前提」で備えておくのが安全です。
育休給付金が振り込まれるまで、どう備えればいいですか?
初回振込までの2〜3ヶ月を給付金なしで生活できる貯蓄を確保しておくことが最重要です。加えて、住民税は育休中も請求が来ること、給付金は非課税で社会保険料も免除されることを踏まえて、育休中の月間収支を事前にシミュレーションしておくと安心です。
育休給付金の手続きは自分でやる必要がありますか?
会社員の場合、申請手続きは勤務先(総務・人事)が行ってくれるのが一般的です。私が自分で提出したのは同意書・通帳のコピー・母子手帳のコピーの3点だけでした。ただし会社によって運用が異なるため、育休前に「自分がやるべきこと」を総務に確認しておくことをおすすめします。
まとめ
- 給付金は後払い。初回振込は開始から2〜3ヶ月後が普通
- 非課税+社会保険料免除で、手取りの目減りは思ったより小さい。ただし住民税は来る
- 手続きは総務にほぼお任せできた(提出3点のみ)
- 備えは「2〜3ヶ月無収入でも耐えられる貯蓄」がすべて
お金の不安は、制度を知って備えればかなり小さくできます。「取れるかどうか」をお金を理由に諦める前に、まず数ヶ月分の備えから逆算してみてください。




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